入国
大きなキャリーケースの中には、3年間過ごすための荷物のほかに、夢や希望、家族からの期待、
そして計り知れない不安が詰まっています。
3年間、異国で働くのは決して生易しいことではありません。
技能実習生の入国後講習では、日本語のみならず日本の社会で生活するために必要な知識やルールを学びます。
日本に来て、母国と違う習慣やルールに戸惑うことも多いことと思います。
私たちPJAの職員は、彼らの生まれ育った母国の文化や生活習慣を尊重しつつも、日本の社会の中で生活できるよう
時には厳しく・そして不安に寄り添い励ましながら、この1ヶ月を共に過ごします。
3年後、母国に帰国する時は、大きな希望とたくさんの思い出を持ち帰ってほしいと思いながら・・・。
そして、1か月後には「行ってこい!!」と彼らの背中を押し出してあげたいと思っています。
日本での一歩を勇気をもって踏み出せるように・・・。